外側の調整

0からサイト制作を学ぼう! 10 – CSS(余白の調整) –

 

こんにちは、真面目系変人マサです。

 

今回は、ページの余白調整をしていきたいと思います。
余白の調整は、文字や要素に対して余白をつけることでページを見やすくするために行います。

 

たとえば下の画像のように縦横の幅を指定したボックスをページ内に作り、文字を打ち込みます。
すると、ボックスと文字は自動的にページの左上に表示されます。
この状態だと、ボックスと文字の左側と上側には余白が無い状態といえます。
ただ、ページを見やすくするためには、ボックスと文字に余白をつけてデザインを変える必要があります。

余白

余白

余白をつけることで、とてもスッキリとした印象になったと思います。
余白はCSSでつけることができるので、早速みていきましょう。

 

 

余白の付け方

余白を開ける

 

 

要素の外側の余白

要素のまわり(外側)の余白を加えるには、「margin(マージン)」というプロパティを使用します。

 

marginの指定方法

marginプロパティは、margin-(方向)で指定する方法marginのみで指定する方法があります。
まず、margin-(方向)の指定方法を見ていきましょう。

余白をつける方向 プロパティ
margin-top: ○○;
margin-bottom: ○○;
margin-left: ○○;
margin-right: ○○;

 

○○の部分には、加えたい余白を示す数を入れます。
幅や高さを指定する時と同様、「px」、「%」、「rem」などの単位で入力します。

 

 

次に、margin単体のプロパティで指定する方法です。
これは、「margin:」の後に数値を半角スペースで区切って入力することで、それぞれの辺に余白をつくる方法です。

書き方
margin: 四辺すべて; margin: 10px;
margin: 上下 左右; margin: 10px 20px;
margin: 上 左右 下; margin: 10px 20px 30px;
margin: 上 右 下 左; margin: 10px 20px 30px 40px;

上のように、四辺すべてを指定する場合には数値は1つで良いですが、上下左右すべて違う数値を指定したい場合には4つ入力する必要があります。

 

 

要素の内側の余白

要素の内側の余白を加えるには、「padding(パディング)」というプロパティを使用します。
ページ内に用意したボックスの内側と、中に入っている文字との間を開けたい場合はpaddingを使用します。

内側の余白

 

paddingの指定方法

paddingプロパティも、marginと考え方はまったく同じです。padding-(方向)で指定する方法paddingのみで指定する方法があります。

余白をつける方向 プロパティ
padding-top: ○○;
padding-bottom: ○○;
padding-left: ○○;
padding-right: ○○;

 

 

要素や文字の間のスペースをしっかりとっているページは見やすく、綺麗になります。
今回学習したmargin、paddingを使って余白の調整をし、ページのデザインを整えてみましょう。