こんにちは、真面目系変人マサです。
今回は、日本三大都市をテーマにした記事を書いていきます。
早速ですが皆さん、日本三大都市といえばどの都市が思い浮かびますか?
そりゃ、東京・大阪・名古屋だろう。
そう、昔はそう習いましたよね。
ただ、地域や年齢によっては三番目の都市が異なることもあるようなんです。
では一体どの都市が対象として挙げられることが多いのでしょうか。次に紹介していきます。
三番手候補の都市
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名古屋市
愛知県の県庁所在地です。かつて尾張と呼ばれ、1612年に徳川家によって築城された名古屋城の城下町として繁栄しました。
現代では、製造業や輸送業が盛んな都市でもあります。 -
福岡市
九州を代表する大都市です。多くの政令指定都市が人口減少を嘆く中、この福岡市は人口増加を続けています。成長著しい都市のため、三大都市と言われることが増えてきました。 -
横浜市
神奈川県の県庁所在地です。1800年代に港町として栄え、その後も発展を続けています。東京の隣ということもあり、東京のおかげで人口が増えていると言われがちですが、大企業も多く存在し実力のある都市です。
データで比較
比較する点
- 人口・人口密度
- 市内総生産
- 昼夜間人口比率
- 中心駅利用者数
- 大企業数
- 高層ビル数
- スターバックス店舗数
名古屋市・・・人口 約233万人 人口密度 7,129(人/k㎡)
福岡市・・・・人口 約160万人 人口密度 4,637(人/k㎡)
横浜市・・・・人口 約375万人 人口密度 8,565(人/k㎡)
(2020年4月時点)
人口、人口密度ともに東京に近い横浜市が圧倒しているようです。
市内総生産とは,1年間に市内で行われた各経済活動部門の生産活動によって新たに生み出された付加価値の貨幣評価額をいいます。
名古屋市・・・約 13兆2500億円
福岡市・・・・約 7兆5000億円
横浜市・・・・約 13兆2500億円
(平成29年時点)
GDPに関しては、名古屋と横浜がほぼ拮抗するようなデータとなっています。
昼夜間人口比率は「ある1つの地域における夜間人口100人あたりの昼間人口の比率」と定義されます。
名古屋市・・・113%
福岡市・・・・111%
横浜市・・・・92%
(平成27年時点)
やはり地方の拠点である名古屋、福岡で高くなっています。なかでも名古屋市がやや抜けています。
横浜はもちろん通勤通学で通ってくる方もいますが、東京への通勤通学者が多いので夜間人口よりも昼間人口が少なくなっています。
名古屋駅・・・約125万人
博多駅・・・・約34万人
横浜駅・・・・約230万人
横浜駅が大きくリードしています。ただ、このデータに関しては首都圏という地の利を得ての結果ではあると思います。
名古屋市・・・398社(ブラザー工業、カゴメ、シャチハタなど… トヨタ自動車は豊田市)
福岡市・・・・199社(レベルファイブ、ピエトロ、サニックスなど…)
横浜市・・・・317社(日産自動車、ファンケル、コーエーテクモホールディングスなど)
(平成26年時点)
大企業数では、名古屋が一番多い結果となっています。福岡も大企業数は少なくないのですが、やや全国的な知名度に欠ける企業が多い印象です。
高層ビルを100m以上のビルと定義して、結果を比較します。
名古屋市・・・28棟
福岡市・・・・9棟
横浜市・・・・37棟
(平成30年時点)
高層ビルは横浜市が一番多いです。福岡市は空港が中心部にあり、なかなか高いビルが建てられないそうです。
スターバックスコーヒーの店舗数です。直接的に都会度を示す指標では無いと思いますが、おおよそ都会度に比例した店舗数が出店しているようなので調べてみました。
名古屋市・・・62店舗
福岡市・・・・39店舗
横浜市・・・・59店舗
(2020年4月時点)
名古屋と横浜はほぼ同じくらいですが、やや名古屋のほうが多くなっています。
結論
データを見る限り、名古屋市と横浜市が拮抗しているという感じがしました。
ただ、横浜市は東京の恩恵もかなり受けていますから、その点を踏まえるとやはり三大都市の三番手は名古屋で間違いないと思います。
九州をはじめとした西日本の方は福岡市を三大都市とみていることが多々あるようですが、名古屋市や横浜市にはまだまだ及ばない都市規模ということがデータからもわかりました。