メモのメリット

仕事ができる人は「メモ書き」をしている

 

こんにちは、真面目系変人マサです。

今回は「メモ」についてお話します

 

早速ですが、皆さんは何か体験した時や感じたことがあったときメモをする習慣があるでしょうか。
学生の頃や社会人になりたての頃など覚えることが多いときはメモをしていたけれど、いつの間にかそういった習慣が無くなってしまった方も多いのではないでしょうか。
まずメモを取るのが面倒ですし、メモを取る必要性がある場面もそんなに多くはないですよね。

ですが、どうやらメモを取る習慣のある人は仕事ができる傾向にあることが明らかになっているようです。そのため、ここ数年でメモに関する本がベストセラーになることも何度かありました。
皆さんも、書店でメモに関する本を見かけたことがあるのではないかと思います。

今回は、そんな「メモ」にどういった効果があるのか、いつどのようにメモを書いたらいいのかを説明してきたいと思います。

 

メモの効果

メモの効果

 

頭の中が整理される

人間はとにかく色々なことを考えてしまう生き物です。
なんと、私たちは平均して1日に約5000もの雑念が思い浮かんでしまうそうなのです。何もしていない時間でも何かしらを考えてしまっているのです。
人の頭はコンピュータでは無いので、キャパシティに限界があります。あまりに多くの情報が頭の中にあると情報を処理しきれなくなってしまいます。

メモをすることによってそういった雑念や懸念事項、もやもやとした思いが整理され、頭の働きがよくなります

 

 

情報のインプット、アウトプット能力があがる

2019年に最も読まれたビジネス書とされている『メモの魔力』で著者の前田裕二氏は、メモによって「情報を素通りしなくなる」、「曖昧な感覚や概念を言葉にできるようになる」と述べています。

「情報を素通りしなくなる」とは、普段は聞き流してしまうような情報も、メモを取ることを常に意識していれば漏らさずキャッチできるようになるということです。つまり、情報のインプット能力をあげることができます。

また、得た情報をメモに取るには言語化する必要があります。得た情報、つまり曖昧な感覚や概念を言語化することにより、アウトプット能力を自然と高めることができます。

 

 

ポジティブな気分になれる

頭の中がもやもやした状態だと、スッキリせずネガティブな気持ちになって落ち込んでしまいます。
たとえば何かもやもやとした悩みや思いがあったとき、誰かに話すとスッキリしませんか。
「話す」というアウトプットを「メモする」という行動で代用することも可能なのです。

頭の中に浮かんでいることをメモで吐き出すことによってメンタルが安定し、ポジティブな気分になることができます。

 

 



 

メモの書き方

メモの取り方

メモの書き方は、赤羽雄二氏 『ゼロ秒思考』というベストセラー本を参考にさせていただきます。
用意するものはA4用紙とペンだけです。A4用紙は横向きにして、上の画像のようにメモをとっていきます。

 

 

ポイント① 左上にタイトルを大きく書く。タイトルは何でもよく、その時に浮かんだものやメモしたい事柄を書く。
② 右上にメモした日の日付を書く。
③ タイトル下に本文を箇条書きで書いていく。このとき、できるだけ1文を長く書く(20~30文字程度)。
④ 1分以内で①~③を行う。
⑤ 本文は最低4~6行書くようにする。
⑥ できるだけ思いついた瞬間にメモをとり、1日10枚程度書くことを目標にする。

『0秒思考』の中で著者は、できるだけ上記のポイントを守ってメモすることを勧めています。このやり方でメモをすることで様々なメリットを享受できます。

 

どうしても紙を取り出して書いている時間がない場合や直ぐにメモを取りたい場合は、一旦スマホなどに簡易のメモを残しておいて後で紙に書き起こすのがいいと思います。

電子ペーパー

または、上のような電子ペーパーも近年では増えてきていますので、メモ書きに活用してみてはいかがでしょうか。

 

 

 

 参考にした本